保育目標
遊びを思いきり楽しめる子ども
挑戦できる子ども
自分で考えることができる子ども
思いやりを持てる子ども
人が大好きな子ども
エジソンは幼いころ、アヒルが卵を温めているのを見て、ヒナがかえることを信じて自分でも温めてみました。エジソンの母は、傍らでそんなエジソンの姿をそっと見守り続けます。2日間温め続けてもヒナがかえらずがっかりするエジソンに「2日間でヒナがかえらないことがわかってよかったじゃない。」と優しく声をかけた・・・というお話があります。
子どもたちの発想や物を見る視点は本当におもしろい!大人が考え付かないようなことをさらりと言ったりやってみたり。私たちは、そんな子どもたちの「おもしろい!」「不思議!」「知りたい!」という好奇心にはじめから答えを与えるのではなく、その過程を大切にしながら保育を行っています。
保育士は遊び中から聞こえてくる子どもたちの興味関心の始まりを受け止め、向き合い、一緒に考え、タイムリーに挑戦することをサポートしています。そしてそこには、たくさんの知恵を出し合い、意見を出し合い、協力し合い、チャレンジする子どもたちの姿があります。
大切なことは自分たちで考え、実践してみることから得る「気づき」であり、正解を出すことではないと思っています。そして、これが次なる好奇心につながっています。このプロセスが子どもたちの「主体性」の育ちにつながっているのだと考えています。
大人が、目の前で展開される活動に必ずしも正解は1つではないという柔軟性を持つことが、子どもたちの自信となり、意欲となり、主体的な学びを広げてあげられるのだと思います。